与那国、そして台湾2012 その9

九份を歩き回って、バスで最寄り駅の瑞芳駅へ。

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切符売り場に行くと、日本の歌を歌いながらニコニコと近づいてくるおっさんがいる。日本人に気軽に話しかけるのだろう。臺灣の日本びいきは今の時代も続いている。様々な文化が自国発祥である、と臆面もなく全世界に発信するどこかの国とは違う。

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ホームに上がる。臺灣のよいところは、漢字が使われているため、読めなくても意味が大体通じる。ただ、プラットフォームを「月台」と書くのは知らなかった。

列車案内は電光掲示である。

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構内に目をやると、日本でおなじみの加藤(製作所)のスイッチャー(構内入換機)がいるではないか。こんなところで見られるとは思ってもいなかった。これってたぶん日本から持ってきたんだろうねえ。臺灣の鉄道インフラは日本の技術協力が太いですから。昔は日本各地の引き込み線で大活躍をしていたが、荷扱い量が減ったのと引き込み線自体がどんどん廃止され、スイッチャーも廃車されるものが多くなってしまった。先日もスイッチャーが売りに出ていましたねえ。

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瑞芳駅はリニューアル中で、電光掲示板も上のような新しいものに替えられているものもあった。

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臺鐵の電気機関車E416けん引の莒光号が入線してきた。電機けん引の客車急行とは懐かしい。日本で急行能登に乗って以来か。この列車で臺北に戻る。